: 粟津湖底遺跡

調査員のおすすめの逸品 №332《滋賀をてらした珠玉の逸品⑨》琵琶湖の縄文人に安心を与えていた最新型の精霊像ー大津市粟津湖底遺跡第3貝塚の土偶ー

画像1 頭部1・第3貝塚巻頭図版6-1

 今回ご紹介するのは縄文時代の土偶です。土偶とは人の形を模して作った土製品です。今回は特に大津市粟津湖底(あわづこてい)遺跡の第3貝塚から出土した土偶を逸品としてご紹介します。  粟津湖底遺跡は、大津市の南部、琵琶湖と瀬 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №332《滋賀をてらした珠玉の逸品⑨》琵琶湖の縄文人に安心を与えていた最新型の精霊像ー大津市粟津湖底遺跡第3貝塚の土偶ー»

調査員のおすすめの逸品 №314 実りの秋を彩る逸品―「どんぐり」―

写真1 イチイガシ果実

 “どんぐりコロコロ どんぶりこ…♪”。  広く知られた童謡で、秋を象徴する「どんぐり」が登場します。近年では「どんぐり」といえば“トトロ”でしょうか。幼い頃に童謡を口ずさみ、野山や公園で実を拾った方も多いと思います。し […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №314 実りの秋を彩る逸品―「どんぐり」―»

調査員のおすすめの逸品 №309 ヒメグルミのペンダント―縄文人のおしゃれアイテム―

写真1 ヒメグルミのペンダント(粟津湖底遺跡第3貝塚出土)

  縄文時代の遺跡における“くるみ”の出土例は、北海道から九州までの広範囲におよび、時期的にも草創期から晩期までの各時期にわたります。そのほとんどは自然由来のものか食料残滓として知られていますが、それとは別に装飾品として […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №309 ヒメグルミのペンダント―縄文人のおしゃれアイテム―»

伊庭 功

【入社年】 昭和60年(1985年)※県派遣 【執筆歴等】 【書籍等】 伊庭功(1992)「湖底に眠る縄文の世界」『湖の国の歴史を読む』渡辺誠編 新人物往来社 伊庭功(1994)「粟津貝塚の調査」『縄文の湖―琵琶湖粟津貝 […]Continue reading «伊庭 功»

瀬口 眞司

【入社年】 平成3年(1991年) 【執筆歴等】 【書籍等】 瀬口眞司(2009)『縄文集落の考古学―西日本における定住集落の成立と展開―』昭和堂 瀬口眞司(2016)『琵琶湖に眠る縄文文化 粟津湖底遺跡』シリーズ遺跡を […]Continue reading «瀬口 眞司»

中川 治美

【入社年】 平成4年(1992年) 【執筆歴等】 【論文等】 瀬口眞司・今江正子・中川治美(1994)「粟津湖底遺跡第3貝塚の整理」『紀要』第2号 滋賀県立安土城考古博物館 中川治美(1996)「251粟津湖底遺跡第3貝 […]Continue reading «中川 治美»

調査員のおすすめの逸品 №296 縄文人の秋の味覚・クリー大津市粟津湖底遺跡出土クリ

写真2:植物遺体の堆積(粟津湖底遺跡)

 秋の味覚の代表といえば、クリ。この季節になると、コンビニのデザートコーナーもクリフェアーが開催されています。鋭いトゲをもつ外皮からのぞくツヤツヤとした茶色の果皮に、その果皮に包まれた種子の部分(私たちが食べるのはこの部 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №296 縄文人の秋の味覚・クリー大津市粟津湖底遺跡出土クリ»

調査員のおすすめの逸品 №288 湖底から掘り起こされた縄文スウィーツ-粟津湖底遺跡出土種実類 

写真2 サルナシ核(粟津湖底遺跡出土)

 春から夏、秋に向かって、果物や野菜がますます美味しい季節となります。6月にはキィウィやラズベリーが全盛、もう少ししたらブドウもいいですね。この頃になるとよく、粟津湖底遺跡からみつかった小さな種実類に思いを馳せます。   […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №288 湖底から掘り起こされた縄文スウィーツ-粟津湖底遺跡出土種実類 »

調査員のおすすめの逸品 №282 微細遺物を探せ!-さまざまな「ざる」

ウォーターセパレーションの道具-手前が金属製の各種サイズの「ざる」

 発掘調査では、様々な素材・状態・大きさのものが出土します。それらを可能な限り回収して調査・記録するのが私たちの仕事であり、そのためにはいろいろな工夫が必要になります。今回はその中から、微細な遺物を取り扱う場合に使う道具 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №282 微細遺物を探せ!-さまざまな「ざる」»

調査員のオススメの逸品 第250回 卓越した職人技―4500年前の縄文時代の補修技術

写真2 紐の残る補修孔のある土器片

めっきり寒くなり鍋物が恋しいシーズンがやってきました。鍋物といえば土鍋がよく活躍します。金属性の鍋に比べ、加温の際、ゆっくり温度が上昇するので、食材のうまみが上手に引きだされ、芯までよく火が通るのに煮崩れしにくいという特 […]Continue reading «調査員のオススメの逸品 第250回 卓越した職人技―4500年前の縄文時代の補修技術»