江戸時代に盛んに刊行された『名所図会』は、寺社・旧跡・地名・景勝地などの由来や来歴の解説と、景色を描いた挿絵からなる案内地誌です。
『新近江名所図会』は現代版『名所図会』をめざし、定番のスポットから知る人ぞ知る隠れたスポットを、おすすめPointを交えながら紹介していきます。
江戸時代さながら、滋賀の名所に足を運んでみては!

新近江名所圖會第242回 県立琵琶湖博物館の地下に眠る弥生人のムラ・玉作工房-草津市烏丸崎遺跡

 みなさんは、草津市にある滋賀県立琵琶湖博物館ってご存知ですか?年間34万人を超える(2015年度:同館年報20号より)方が訪れるこの博物館は、「湖と人間」をメインテーマに、びわ湖やびわ湖に関わる人々の歴史や文化、びわ湖 […]Continue reading «新近江名所圖會第242回 県立琵琶湖博物館の地下に眠る弥生人のムラ・玉作工房-草津市烏丸崎遺跡»

新近江名所圖會第241回 長浜に残る近代建築-旧長浜駅舎-

 JR長浜駅を外から眺めると、2006年に建てられた現代建築にもかかわらずどこかレトロな雰囲気を漂わせています。これは同年の敦賀駅までの直流化にあわせて建て替えられた新駅舎ですが、初代の長浜駅舎を模してつくられたため近代 […]Continue reading «新近江名所圖會第241回 長浜に残る近代建築-旧長浜駅舎-»

新近江名所圖會第240回 近江商人発祥の地―蒲生郡日野町を訪ねて

 近江商人とは、近江(現在の滋賀県)に本宅を置きながら、近江以外の土地で行商や店舗を構えて商売をしていた商人のことです。これらの商人は、出身地の地名から、八幡商人・湖東(五箇荘・愛知川)商人・日野商人・高島商人と呼ばれて […]Continue reading «新近江名所圖會第240回 近江商人発祥の地―蒲生郡日野町を訪ねて»

新近江名所圖會第239回 河川合流点のほとりの小さな神社-高島市鴨・志呂志神社

 高島市南部の大きな川鴨川とその北を流れる八田川が合流する地点のすぐ南側に小さな森があります。この森の中には神社があります。神社の名前は志呂志(しろし)神社といいます。すぐ南には高島市唯一の前方後円墳とされる鴨稲荷山古墳 […]Continue reading «新近江名所圖會第239回 河川合流点のほとりの小さな神社-高島市鴨・志呂志神社»

新近江名所圖會第238回 朴市秦造田来津の墓か-愛荘町勝堂古墳群  

 勝堂古墳群は、愛知川右岸中流域の平野部に位置する勝堂の集落内に点在しています。江戸時代には48基が数えられていましたが、現在は赤塚、弁天塚、おから山、行者塚、山上塚の5基が残り、山上塚を除く4基が県指定史跡となっていま […]Continue reading «新近江名所圖會第238回 朴市秦造田来津の墓か-愛荘町勝堂古墳群  »

新近江名所圖會第237回 高島の石仏スポット-高島市玉泉寺- 

 現在もお寺はもとより、集落の道端や路地裏などに自然と風景にとけ込んでいる「お地蔵さん」を見かけることがあります。少し意識をしてみると、こんなところにも!?という場所にまで、実にたくさんのお地蔵さんが安置されていることに […]Continue reading «新近江名所圖會第237回 高島の石仏スポット-高島市玉泉寺- »

新近江名所圖會第236回 昔の姿に思いを馳せる-大津市北小松港-

 「街道をゆく」で司馬遼太郎が最初に訪れたのは大津市の一番北、琵琶湖西岸の小さな港町「北小松」です。司馬の紀行文は、北小松港が古代に朝鮮半島との関わりのなかで設けられた港で、「高麗津(こまつ)」の名残りではないか、また「 […]Continue reading «新近江名所圖會第236回 昔の姿に思いを馳せる-大津市北小松港-»

新近江名所圖會第235回 収蔵室という名の科学施設 -滋賀県立安土城考古博物館の第一収蔵室-

 近江八幡市にある滋賀県立安土城考古博物館では、出土した遺物などの整理作業を見学していただく回廊展示が設けられています。ここから見学できる施設のひとつに、第一収蔵室があります。この場所では出土した木製品を一時保管し、保存 […]Continue reading «新近江名所圖會第235回 収蔵室という名の科学施設 -滋賀県立安土城考古博物館の第一収蔵室-»

新近江名所圖會第234回 「鴟尾」を焼いた須恵器の窯-大津市山ノ神遺跡

 「鴟尾」・・・訓読みでは「とびのお」と読みますが、「しび」と読みます。奈良の東大寺のような古い寺院の大屋根中央の大棟(屋根の一番高いところ)の両端に付けられた飾りです。鳥の羽のような、魚のような、ブーツのような変な形を […]Continue reading «新近江名所圖會第234回 「鴟尾」を焼いた須恵器の窯-大津市山ノ神遺跡»

新名所圖會第233回 お灸をすえる-伊吹もぐさー

 一昔前は、悪いことをしたら「お灸をすえたろか」などと言われたものですが、今やそんな言い回しすら聞かなくなったように思います。私自身がお灸をすえたり、家族がしているのをみたことはありません。しかし、母に聞くと、自分が子ど […]Continue reading «新名所圖會第233回 お灸をすえる-伊吹もぐさー»