『調査員のおすすめの逸品』は、芸歴○○年を誇る調査員がこれをぜひ皆様に知ってもらいたいという豪華な一品?を取り上げ、それにまつわるエピソードをまじえながら紹介をしていきます。毎月2回、隔週の掲載を予定しています。

調査員のおすすめの逸品 No.27 元をたどれば皆「耳かき」-塩津港遺跡出土品から-

 工作好きの私が得意としているものの一つに、「耳かき」作りがあります。竹の中でも繊維が細く、しなやかに仕上がる「布袋竹」を厳選し、小刀で削り、火入れし、曲げて、こだわり抜いて作るのです。この耳かきで耳掃除をするとたまらな […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.27 元をたどれば皆「耳かき」-塩津港遺跡出土品から-»

調査員のおすすめの逸品 No.26 現場の必需品-移植ゴテ-

 発掘調査では大小様々な道具を使用します。大きな道具はパワーショベルや高所作業車、小さな道具は竹ベラや竹串まで、遺跡を発掘し、正確に記録するために各工程において様々な道具を使い分け、駆使します。  最も重要な位置を占める […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.26 現場の必需品-移植ゴテ-»

調査員のおすすめの逸品 No.25 今年度もよろしくお願いいたします-番外編-

 昨年度から新たにはじめましたHP限定企画『調査員のおすすめの逸品』も、一年間、24回分を連載することができました。取り上げた『逸品』の数々は、芸歴?○○年の我が社が誇る発掘調査員の思い入れの品々ばかりです(笑)。私たち […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.25 今年度もよろしくお願いいたします-番外編-»

調査員のおすすめの逸品 No.24 細かい仕事に一押しのこれ-電気掃除機-

 発掘調査と聞くと竹ベラや刷毛でちょこちょこと細かく土を取り除いている様子をイメージされる方が多いようです。しかし、実際の発掘現場では、作業の工程に合わせて大から小まで、じつにさまざまな道具を使いわけます。たとえば、遺跡 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.24 細かい仕事に一押しのこれ-電気掃除機-»

調査員のおすすめの逸品 No.23 文字の書かれた下駄が出土? ―最古の牒木簡―

 「下駄が出たのかな?」、溝の掘削中に長さ27cm、幅12㎝、厚さ2㎝の板が出土しました。よく見るとなにやら文字らしきものが書かれてあります。「これはもしかしたら古代の木簡ではなかろうか、でも、木簡といえば、幅5㎝、厚さ […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.23 文字の書かれた下駄が出土? ―最古の牒木簡―»

調査員のおすすめの逸品 No.22 梅林焼の水滴‐藩校で使われた文房具‐

 今年のお正月に小学校5年生になる娘は、リンゴの香りの付いた蛍光ペンをお年玉で買いました。かわいいキャラクターが描かれたそのペンを、学校に持っていく筆箱に大切にしまっていました。子どもに限らず大人も、文房具は好みに応じて […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.22 梅林焼の水滴‐藩校で使われた文房具‐»

調査員のおすすめの逸品 No.21 自然界の万能容器 ひょうたん

 1991年、琵琶湖底の水をせき止めて行われた大津市粟津湖底遺跡の発掘現場から、縄文時代早期初頭、今から約9600年前のひょうたんが見つかりました。  ひょうたんは熱帯アフリカ原産の栽培植物で、1万年前頃以降には世界各地 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.21 自然界の万能容器 ひょうたん»

調査員のおすすめの逸品 No.20 縄文時代の出産を表す逸品-赤野井浜遺跡出土土偶-

 ある雨の日、出土した土器を洗っていた調査補助員が「土偶が出てきました。」と上半身が欠損した土偶をもってきました。これは琵琶湖にほど近い守山市赤野井町・杉江町に所在する赤野井浜遺跡のプレハブでのことです。  今回紹介する […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.20 縄文時代の出産を表す逸品-赤野井浜遺跡出土土偶-»

調査員のおすすめの逸品 No.19 真空凍結乾燥機-木簡を保存処理するハイテク装置-

 木簡とは木の札に字が書かれたもので、古代の役所や河川跡、井戸跡などから出土します。 木簡には墨で字が書かれていますが、出土後に酸化したり乾燥することで文字が見えにくくなります。そこで、木簡を保存し安定な状態にするため科 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.19 真空凍結乾燥機-木簡を保存処理するハイテク装置-»

調査員のおすすめの逸品 No.18 マーコ(真弧)―考古学を支える小さな道具

 写真の道具はマーコ(真弧)といいます。あまり見聞きされない道具だと思いますが、考古学調査には欠かせない逸品の一つです。  考古学では出土した遺物を正確な図面に写し取り、記録を作成します。この作業を実測といい、作成した図 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.18 マーコ(真弧)―考古学を支える小さな道具»

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