『調査員のおすすめの逸品』は、芸歴○○年を誇る調査員がこれをぜひ皆様に知ってもらいたいという豪華な一品?を取り上げ、それにまつわるエピソードをまじえながら紹介をしていきます。毎月2回、隔週の掲載を予定しています。

調査員のおすすめの逸品 No.15 縄文時代の丸木舟-尾上浜遺跡出土-

 個人的には専門分野ではまったくないのですが、平成19年の夏、そして今年の夏、滋賀県立安土城考古博物館において開催された丸木舟や琵琶湖の湖底・湖岸遺跡に焦点をあてた展覧会『丸木舟の時代』と『水中考古学の世界-びわこ湖底の […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.15 縄文時代の丸木舟-尾上浜遺跡出土-»

調査員のおすすめの逸品 No.14 遠くはるばる運ばれてきた土器―竜ヶ崎A遺跡出土土器―

 今回は、琵琶湖の内湖の湖底遺跡で見つかった、遠くからはるばる運ばれてきた縄文土器の話です。  内湖は、砂堆などで琵琶湖と切り離されているものの、せまい水路で琵琶湖とつながっている水域で、かつては約40箇所を数えました。 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.14 遠くはるばる運ばれてきた土器―竜ヶ崎A遺跡出土土器―»

調査員のおすすめの逸品 No.13 過去の情報の詰め合わせ―空中写真―

 一度失われたものは二度と蘇ることはありません。しかし、正確に記録された資料は、失われた情報について、完全とはいえないながらも多くのことを私達に伝えてくれます。  そのひとつに「空中写真」があります。今回は、あまり知られ […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.13 過去の情報の詰め合わせ―空中写真―»

調査員のおすすめの逸品 No.12 環頭太刀-北牧野2号墳-

 「金ピカの出土品を掘り出す」発掘調査というとこんな言葉をイメージされる方も多いのではないでしょうか。  平成12年度に高島市マキノ町の北牧野古墳群で、2基の古墳を調査しました。調査の対象となった2基は、直径14~15m […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.12 環頭太刀-北牧野2号墳-»

調査員のおすすめの逸品 No.11 金箔瓦-特別史跡安土城跡出土-

 遺跡の調査に携わる者なら、誰しも自らが調査する遺跡で目の前に現れた遺物や遺構に感激したり、興奮したことがあると思います。私も約20年間滋賀県内の遺跡の調査に携わり、いろいろな遺構や遺物と出会ってきました。  では今回は […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.11 金箔瓦-特別史跡安土城跡出土-»

調査員のおすすめの逸品 No.10 無文銀銭なのに文字がある! -尼子西遺跡の無文銀銭-

 無文銀銭はこのシリーズの第3回目でも紹介されましたが、今回は違った角度から無文銀銭にせまってみたいと思います。  「無文銀銭」といってピンとくる人はあまり多くないと思います。字をみればお金、しかも銀のお金ということは想 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.10 無文銀銭なのに文字がある! -尼子西遺跡の無文銀銭-»

調査員のおすすめの逸品 No.9 ぴかぴかの和同開珎-野畑遺跡出土の和同開珎-

 これは、私が財団法人滋賀県文化財保護協会に勤めて間もない時のことです。  当時、大津市の野畑遺跡の発掘調査をしていました。野畑遺跡は大津市南部の瀬田丘陵の端にあり、近江国庁関連の遺跡であろうと考えられていました。調査の […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.9 ぴかぴかの和同開珎-野畑遺跡出土の和同開珎-»

調査員のおすすめの逸品 No.8 祭祀に使用された履物-大中の湖南遺跡出土の木製下駄-

 遺跡から発見される遺物の中に使っていたときの痕跡が生々しく残っているものを時々見かけることがあります。今回は、平成12~13年度にかけて発掘調査を実施しました、大中の湖南遺跡出土の木製下駄をご紹介します。  蒲生郡安土 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.8 祭祀に使用された履物-大中の湖南遺跡出土の木製下駄-»

調査員のおすすめの逸品 No.7 縄文人の工夫と祈り ―六反田遺跡の貯蔵穴と土偶―

 2008年6月、私は彦根市の鳥居本にある六反田(ろくたんだ)遺跡で、縄文時代後期末(約3000年前)の集落跡を調査していました。ここで私は、食料を貯蔵するための「貯蔵穴」と「土偶」を掘り出し、縄文人の工夫と祈りを目の当 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.7 縄文人の工夫と祈り ―六反田遺跡の貯蔵穴と土偶―»

調査員のおすすめの逸品 No.6 南滋賀町廃寺を飾る ―通称「サソリ文瓦」―

 667年中大兄皇子は藤原鎌足とともに、畿内から初めて外に設けられた都として大津宮へ遷都します。翌年に中大兄皇子は、天智天皇として即位します。仏教が百済から日本に伝わり約100年、依然として古墳が築造されている時代で、い […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.6 南滋賀町廃寺を飾る ―通称「サソリ文瓦」―»

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