『調査員のおすすめの逸品』は、芸歴○○年を誇る調査員がこれをぜひ皆様に知ってもらいたいという豪華な一品?を取り上げ、それにまつわるエピソードをまじえながら紹介をしていきます。毎月2回、隔週の掲載を予定しています。

調査員のおすすめの逸品 No.77 緊張する瞬間 ―ローリングタワーを使った全景写真撮影―

 街中の工事現場で、建物やビルの外側に鉄管と鉄板で組まれたローリングタワーを目にすることがよくあると思います。このローリングタワーは発掘調査で意外な効果を発揮します。 発掘調査において、遺構の記録手段としては実測作業と写 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.77 緊張する瞬間 ―ローリングタワーを使った全景写真撮影―»

調査員のおすすめの逸品 No.76 完全な姿を見事に再現-米原市能仁寺遺跡の五輪塔

 私たちが調査している“遺跡”は、文字どおりかつてそこにあった構造物の“痕跡”です。日本列島の構造物(建物など)は腐朽しやすい木造であることが多いため、発掘調査でみつかるのは基本的に柱を立てた“穴”の跡ばかり。現地を見に […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.76 完全な姿を見事に再現-米原市能仁寺遺跡の五輪塔»

調査員のおすすめの逸品 No.75 現場の友-ミュージックプレーヤー

 CDラジカセ夏休みのイベントで活躍中(今はカセットなし) かつて、発掘調査の事務所には「ラジカセ」が必需品であった。曰く、「天気の情報を得るため」。しかし、たまに「遺物洗浄」や「注記」など、発掘調査の中においても比較的 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.75 現場の友-ミュージックプレーヤー»

調査員のおすすめの逸品 No.74 私の名前だけど・・・-北萱遺跡出土墨書土器

 私が発掘調査を担当しました中に草津市の北萱(きたがや)遺跡があります。調査地は、草津市の西南部にあり、そこは「矢橋の帰帆」で有名な矢橋町の真北にあたります。新草津川をこの場所に通すための事前調査で、現在の県道大津守山近 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.74 私の名前だけど・・・-北萱遺跡出土墨書土器»

調査員のおすすめの逸品 No.73 大人気??-顔出し看板:滋賀県埋蔵文化財センター編

 私がおすすめする逸品は、滋賀県埋蔵文化財センターの入口に並んでいる、4体の顔出し看板です。  右から数えて3体は、当協会の職員であった松沢さんによって平成14年頃に製作されたものです。一番右側のものは、長野県棚畑(たな […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.73 大人気??-顔出し看板:滋賀県埋蔵文化財センター編»

調査員のおすすめの逸品 No.72 博物館グッズ製作に大活躍!!-缶バッジマシーン

 私の勤務している滋賀県立安土城考古博物館では、昨年春頃よりグッズ売り場の充実化に取り組んでいます。以前の博物館のお土産グッズといえば、顔出し看板(第67回)にもなっているお市・長政像のクリアファイルや絵葉書くらいでした […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.72 博物館グッズ製作に大活躍!!-缶バッジマシーン»

調査員のおすすめの逸品 No.71 調査員の根っこを生み出した逸品―学研の漫画と付録―

 昭和50年代半ば、小学校高学年の私の夢は教師になることでした。特に中学にあがってからは、歴史の教師になることを目指し、その夢は高校2年生まで持ち続けました。  その後、教員採用試験の門の狭さと教員としての適正不足を親に […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.71 調査員の根っこを生み出した逸品―学研の漫画と付録―»

調査員のおすすめの逸品 No.70 収納上手-図面ケース

 今回は、「おすすめ」というより「思い出」の逸品を紹介します。  私たちが行う埋蔵文化財の発掘調査は、開発を前提とした場合が大半なので、調査が終了すると本来の遺跡の姿が失われてしまいます。ですから、移動可能な出土遺物は収 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.70 収納上手-図面ケース»

調査員のおすすめの逸品 No.69 タフな現場の相棒-公用車

 「調査員おすすめの逸品No.16」でも舞台となった、東近江市の百済寺南川遺跡では、もう1つ私の心の支えとなった逸品があります。それは職場の公用車です。  公用車は主に現場の器材の運搬に使用することが多く、タフな自動車が […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.69 タフな現場の相棒-公用車»

調査員のおすすめの逸品 No.68 日本人の知恵-晒し(さらし)

 着物を普段着として着ていた頃にくらべ、近頃の暮らしの中では、「晒し」を使うことは減ってきました。  「晒し(さらし)」とは、一般的には染色前の一反(幅34㎝、長さ12メートル前後)の木綿の平織りの布を、水に晒し糊を落と […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.68 日本人の知恵-晒し(さらし)»