『調査員のおすすめの逸品』は、芸歴○○年を誇る調査員がこれをぜひ皆様に知ってもらいたいという豪華な一品?を取り上げ、それにまつわるエピソードをまじえながら紹介をしていきます。毎月2回、隔週の掲載を予定しています。

調査員のおすすめの逸品 No.82 クリーニンググッズ

グラインダー

博物館などで展示されている金属製遺物。来館者の皆さんには、「あっ、これは矢の先端につける矢じりだな」「これは剣だな」と遺物の用途が分かる形で見て頂いていますが、遺跡から出てきた時は、表面が土や錆などに覆われていて何かよく […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.82 クリーニンググッズ»

調査員のおすすめの逸品 No.81 茶臼

 私が紹介するおすすめの逸品は茶臼です。  茶臼は、碾茶(てんちゃ)という抹茶専用の茶葉を挽いて、抹茶をつくるための道具です。写真の茶臼は石製で、上臼・下臼・受け皿・台座の四つの部分から出来ています。下臼・受け皿・台座が […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.81 茶臼»

調査員のおすすめの逸品 No.80 三輪玉

 私は以前、思い入れのある逸品として、北牧野古墳群の環頭大刀を紹介しました(第12回)。今回は同じ調査で出土した三輪玉を紹介します。  三輪玉とは、古墳時代の装飾大刀の飾りのひとつで、上面に大小3個のふくらみが溝状に削ら […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.80 三輪玉»

調査員のおすすめの逸品 No.79 カゴ -水中ポンプにつけてゴミ詰まりをなくせ!-

 遺跡というのは本当に色々な所にあります。田んぼの中や街中だけでなく、琵琶湖の中であったり、山の中であったり。そこで私たちが遺跡の発掘調査をする時には、対象となる遺跡の立地条件によって調査に必要な道具を変えていきます。基 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.79 カゴ -水中ポンプにつけてゴミ詰まりをなくせ!-»

調査員のおすすめの逸品 No.78 観音寺城下町遺跡の将棋駒

 遺跡の発掘調査に携わる者なら、誰しも自らが調査する遺跡で目の前に現れた遺物や遺構に感激したり、興奮したことがあると思います。私も約20年間、滋賀県内で遺跡の発掘調査に携わり、いろいろな遺構や遺物と出会ってきました。前回 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.78 観音寺城下町遺跡の将棋駒»

調査員のおすすめの逸品 No.77 緊張する瞬間 ―ローリングタワーを使った全景写真撮影―

 街中の工事現場で、建物やビルの外側に鉄管と鉄板で組まれたローリングタワーを目にすることがよくあると思います。このローリングタワーは発掘調査で意外な効果を発揮します。 発掘調査において、遺構の記録手段としては実測作業と写 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.77 緊張する瞬間 ―ローリングタワーを使った全景写真撮影―»

調査員のおすすめの逸品 No.76 完全な姿を見事に再現-米原市能仁寺遺跡の五輪塔

 私たちが調査している“遺跡”は、文字どおりかつてそこにあった構造物の“痕跡”です。日本列島の構造物(建物など)は腐朽しやすい木造であることが多いため、発掘調査でみつかるのは基本的に柱を立てた“穴”の跡ばかり。現地を見に […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.76 完全な姿を見事に再現-米原市能仁寺遺跡の五輪塔»

調査員のおすすめの逸品 No.75 現場の友-ミュージックプレーヤー

 CDラジカセ夏休みのイベントで活躍中(今はカセットなし) かつて、発掘調査の事務所には「ラジカセ」が必需品であった。曰く、「天気の情報を得るため」。しかし、たまに「遺物洗浄」や「注記」など、発掘調査の中においても比較的 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.75 現場の友-ミュージックプレーヤー»

調査員のおすすめの逸品 No.74 私の名前だけど・・・-北萱遺跡出土墨書土器

 私が発掘調査を担当しました中に草津市の北萱(きたがや)遺跡があります。調査地は、草津市の西南部にあり、そこは「矢橋の帰帆」で有名な矢橋町の真北にあたります。新草津川をこの場所に通すための事前調査で、現在の県道大津守山近 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.74 私の名前だけど・・・-北萱遺跡出土墨書土器»

調査員のおすすめの逸品 No.73 大人気??-顔出し看板:滋賀県埋蔵文化財センター編

 私がおすすめする逸品は、滋賀県埋蔵文化財センターの入口に並んでいる、4体の顔出し看板です。  右から数えて3体は、当協会の職員であった松沢さんによって平成14年頃に製作されたものです。一番右側のものは、長野県棚畑(たな […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 No.73 大人気??-顔出し看板:滋賀県埋蔵文化財センター編»