
大津市域の琵琶湖西岸に位置する柳が崎は、かつては湖のレジャーを楽しむ水泳場などがあった場所として知られています。JR湖西線の大津京駅から北東側に1㎞ほどの距離にあたるこの場所には、平成10年(1998年)まで「琵琶湖ホ […]Continue reading «新近江名所圖会 第338回 湖国の迎賓館と呼ばれた歴史あるホテルの建物-大津市「びわ湖大津館」 »
大津市域の琵琶湖西岸に位置する柳が崎は、かつては湖のレジャーを楽しむ水泳場などがあった場所として知られています。JR湖西線の大津京駅から北東側に1㎞ほどの距離にあたるこの場所には、平成10年(1998年)まで「琵琶湖ホ […]Continue reading «新近江名所圖会 第338回 湖国の迎賓館と呼ばれた歴史あるホテルの建物-大津市「びわ湖大津館」 »
その存在を知ったのは、2年前の令和元年(2019)の夏のことでした。小学校6年生だった娘の夏休みの地域学習の課題に、「地元の歴史を調べる」といったものがありました。その取材に付き合って、2人で大津市大萱集落を巡りました […]Continue reading «新近江名所圖会 第337回 忘れ去られた道-芦浦街道を歩く【大津市編】»
NHK大河ドラマ『麒麟が来る』の放送を機に明智光秀ゆかりの地をめぐる方々が増えているようです。今回はそうした光秀ゆかりの地の一つとして大津市の西教寺をご紹介します。 京阪石山坂本線の坂本比叡山口駅で下車し、西へ向かう […]Continue reading «新近江名所圖会 第333回 じつは光秀だけじゃない?あの人ともつながりがあるお寺-大津市西教寺»
秋の味覚の代表といえば、クリ。この季節になると、コンビニのデザートコーナーもクリフェアーが開催されています。鋭いトゲをもつ外皮からのぞくツヤツヤとした茶色の果皮に、その果皮に包まれた種子の部分(私たちが食べるのはこの部 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №296 縄文人の秋の味覚・クリー大津市粟津湖底遺跡出土クリ»
○膳所城とその遺構 膳所城は大津市膳所の湖岸にあった江戸時代のお城です。現在は本丸部分が膳所公園となり、お花見の名所として御存知の方が多いのではないでしょうか。 膳所城は関ケ原の合戦後、徳川家康が京への備えとして慶長6 […]Continue reading «新近江名所圖会 第329回 膳所藩主の御殿とその庭園-大津市瓦濱御殿・庭園»
※第326回からの続き ◆おすすめPoint ◇善念寺裏の石垣(大津市大萱3丁目) 第2は大津市大萱3丁目の善念寺裏の石垣に洪水時の水位が刻まれています。石垣の上には「この下の横線は琵琶湖大洪水明治廿九年九月二十三日の […]Continue reading «新近江名所圖会 第326回 転ばぬ先の杖-大津の明治29年の水害碑を中心に(その2)»
異常気象というべきでしょう。毎年、全国で地震や集中豪雨、台風による自然災害が頻発しています。河川の決壊による住宅の浸水や流失、土砂崩れによる生き埋めなど悲惨な災害が繰り返されています。 第218回『新近江名所圖會』で […]Continue reading «新近江名所圖会 第325回 転ばぬ先の杖-大津の明治29年の水害碑を中心に(その1)»
春から夏、秋に向かって、果物や野菜がますます美味しい季節となります。6月にはキィウィやラズベリーが全盛、もう少ししたらブドウもいいですね。この頃になるとよく、粟津湖底遺跡からみつかった小さな種実類に思いを馳せます。 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №288 湖底から掘り起こされた縄文スウィーツ-粟津湖底遺跡出土種実類 »
滋賀県内には、今は知られていないけれども、かつて茶が栽培されていたところがあちこちにありました。今回は膳所について触れてみます。膳所はかつて一時期茶が作られたものの、いまはほとんどそのことを知る人はいません。 膳所には […]Continue reading «新近江名所圖会 第318回 幻の近江のお茶を求めて(その2) »
琵琶湖には、野洲川をはじめとして多数の河川が流入しています。しかし、琵琶湖から流出する河川は瀬田川しかありません(運河を含めると琵琶湖疏水も該当します 名所図会第62回~琵琶湖第一疏水大津閘門参照)。ですから、瀬田川か […]Continue reading «新近江名所圖会 第315回 琵琶湖の制水門-大津市南郷洗堰と瀬田川洗堰 »