
実りの秋を迎え、果実や木の実が美味しい季節となりました。これらには昔から食されてきたものがある一方、現代ではほとんど食べられなくなったものもあります。“とち”の実もそのひとつです。近年では、多くは“とち餅”として、観光 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №347ー食生活を支えた縄文人の知恵~アク抜きした”とち”の実を食す~»
実りの秋を迎え、果実や木の実が美味しい季節となりました。これらには昔から食されてきたものがある一方、現代ではほとんど食べられなくなったものもあります。“とち”の実もそのひとつです。近年では、多くは“とち餅”として、観光 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №347ー食生活を支えた縄文人の知恵~アク抜きした”とち”の実を食す~»
今回ご紹介するのは縄文時代の土偶です。土偶とは人の形を模して作った土製品です。今回は特に大津市粟津湖底(あわづこてい)遺跡の第3貝塚から出土した土偶を逸品としてご紹介します。 粟津湖底遺跡は、大津市の南部、琵琶湖と瀬 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №332《滋賀をてらした珠玉の逸品⑨》琵琶湖の縄文人に安心を与えていた最新型の精霊像ー大津市粟津湖底遺跡第3貝塚の土偶ー»
標本づくりの状況を動画でご覧になれます 滋賀県文化財保護協会と滋賀リビングカルチャ―倶楽部では「縄文人の食卓を復元せよ︱きみは3つのミッションをクリアできるか」を開催します。夏休みの自由研究におすすめの1日講座です。下 […]Continue reading «親子で挑戦!夏休み自由研究1日講座「縄文人の食卓を復元せよ!」のご案内»
年の瀬が迫る頃、ブーメラン状の黒い物体をリュックから覗かせたまま、帰路を急ぐ一人の男がいた(写真1)。 家族や親戚が集い、彩られたモミの木の下で催される宴の場で食されるべく、客寄せとして寿司屋の店頭に飾られたクロマグ […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №322 マグロ ―標本物語②―»
令和3年秋季特別展『黎明-東西文化が共生した先史時代の近江 2021年10月 A4 80頁 発行:滋賀県立安土城考古博物館 定価:700円 送料:150円(1冊のみ注文の場合 日本列島にさまざまな地域色をもって展開した […]Continue reading «令和3年度秋季特別展『黎明-東西文化が共生した先史時代の近江 』»
縄文時代の遺跡における“くるみ”の出土例は、北海道から九州までの広範囲におよび、時期的にも草創期から晩期までの各時期にわたります。そのほとんどは自然由来のものか食料残滓として知られていますが、それとは別に装飾品として […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №309 ヒメグルミのペンダント―縄文人のおしゃれアイテム―»
琵琶湖周辺に住んでいた縄文人の食卓の復元に挑戦します。 コイの骨格標本を作り、それを手掛かりに縄文人の食卓を推理していきます。粟津貝塚(大津市)から出土した動物骨資料の鑑定に挑戦! ミッション1:コイの骨格標本を作る […]Continue reading «夏休みの自由研究・親子で挑戦!『縄文人の食卓を復元せよ』【終了しました】»
発掘調査をしておりますと、調査員がドギマギしてしまうような逸品がしばしば出てまいります。そんな時の現場はたいてい大騒ぎ。おのずと皆のテンションも上がります。発掘調査はやっぱり楽しいもの。今回ご紹介いたしますのは、小さい […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №305 そのカーブが人を惑わす?米原市入江内湖遺跡の縄文時代の釣針»
【入社年】 平成3年(1991年) 【執筆歴等】 【書籍等】 瀬口眞司(2009)『縄文集落の考古学―西日本における定住集落の成立と展開―』昭和堂 瀬口眞司(2016)『琵琶湖に眠る縄文文化 粟津湖底遺跡』シリーズ遺跡を […]Continue reading «瀬口 眞司»