: 平安時代

新近江名所圖會 第289回 国内最古級となる三間社流造の神社本殿  東近江市金貝遺跡

写真1 神社本殿復元図(大阪人間科学大学准教授(当時) 大上直樹氏作成)

◆概要 金貝遺跡は東近江市八日市に所在する遺跡です。愛知川中流域に形成された扇状地の左岸に位置しています。この遺跡からは平成20年に行われた発掘調査で、奈良時代後半の神社本殿と考えられる建物が見つかりました。 見つかった […]Continue reading «新近江名所圖會 第289回 国内最古級となる三間社流造の神社本殿  東近江市金貝遺跡»

調査員のオススメの逸品 第243回 割られた土器の謎

打ち欠きのある須恵器(内面)

東近江市下羽田遺跡の調査に従事している時、 ふと土器を見ると、周囲が打ち欠かれている須恵器に目が止りました。その後、白磁などの輸入陶磁にもそのような現象があるため、興味を持っていました。 その翌年の調査で、一昨年にこの地 […]Continue reading «調査員のオススメの逸品 第243回 割られた土器の謎»

調査員オススメの逸品 第198回 井戸に埋められた犂(からすき)の謎-草津市中畑遺跡出土犂

 犂とは牛馬に引かせて田畑を耕す農具のことです。トラクターが普及する昭和30年代以前には全国で広く使用されていました。  今から20数年前のことになりますが、草津市の中畑遺跡で井戸を掘っていたときに、平安時代の犂が出土し […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第198回 井戸に埋められた犂(からすき)の謎-草津市中畑遺跡出土犂»

賀田山遺跡現地説明会(2016.8.27)配布資料

賀田山遺跡

2016.8.27 実施 彦根市賀田山町  今回の発掘調査では、現在の水田の向きあわせて平安時代から鎌倉時代の建物や溝、耕作痕が見つかりました。これらの遺構からは髪留めや箸などの木製品、砥石、銭貨、須恵器、土師器、灰釉陶 […]Continue reading «賀田山遺跡現地説明会(2016.8.27)配布資料»