
それは、夏の暑い日のこと、わたしは彦根市に所在する賀田山(かだやま)遺跡で、鎌倉時代から室町時代の集落跡を発掘調査していました。そこでは掘立柱建物や、畑地の跡など、中世の小さなとあるムラのあり方を示すような遺構がたくさ […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №334《滋賀をてらした珠玉の逸品⑪》ひしめく村々の守り神ー木札から中世のムラを想像するー»
それは、夏の暑い日のこと、わたしは彦根市に所在する賀田山(かだやま)遺跡で、鎌倉時代から室町時代の集落跡を発掘調査していました。そこでは掘立柱建物や、畑地の跡など、中世の小さなとあるムラのあり方を示すような遺構がたくさ […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №334《滋賀をてらした珠玉の逸品⑪》ひしめく村々の守り神ー木札から中世のムラを想像するー»
【入社年】 平成27年(2015年) 【執筆歴等】 【論文等】 木下義信(2008)「特別史跡彦根城跡出土の湖東焼について」『紀要』第21号 財団法人滋賀県文化財保護協会 畑中英二・木下義信(2008)「下川原遺跡の再検 […]Continue reading «木下 義信»
紀要 第33号 公益財団法人滋賀県文化財保護協会 2020年3月 価格:1,000円 送料:150円(1冊のみ注文の場合) タイトル 執筆者 土偶装飾付土器の根本的性質と展開過程 (瀬口眞司) 栗太郡の白鳳寺院研究史 ( […]Continue reading «紀要 第33号(2020.3)【在庫有】»
正月行事の勧請吊については、すでに第181回の新近江名所圖会で紹介されています。その中でその起源が鎌倉時代頃にある点が述べられています。応永十四年(1407年)成立の説話集『三国伝記(さんごくでんき)』に石山寺の如意観音 […]Continue reading «近江名所圖会 第269回 過去と現在をつなぐもの-巻数板と祈祷板-»
今回ご紹介する逸品は、彦根市松原内湖遺跡で出土した「巻数板(かんじょういた)」です。鎌倉時代末のもので、平成26年度の調査で出土しました(写真1)。 毎年の正月の初めに修正会(しゅうしょうえ)と呼ばれる法会が寺院など […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第212回 結界せよ!災厄から集落を守る聖なるお札・巻数板»
公益財団法人滋賀県文化財保護協会では、国土交通省滋賀国道事務所および滋賀県教育委員会からの依頼により、国道8号米原バイパス事業に伴う松原内湖遺跡の発掘調査を、平成24年度から実施しています。 発掘調査では、さまざまな […]Continue reading «松原内湖遺跡現地説明会(2016.9.18)配布資料»
昨年度、滋賀県内で発掘された話題の遺跡をどこよりも早く展示します。 会期:2015年7月18日(土)~8月31日(日)※会期中無休 時間:9:00~17:00(月~金)/ 13:00~17:00(土日祝) 入館料:無料( […]Continue reading «レトロ・レトロの展覧会2015»