: 大甕

調査員のおすすめの逸品 №286 日本初のオイルタンカー琵琶湖に就航する-塩津港遺跡出土常滑焼大甕

出土した常滑焼の大甕 1石(150㎏)くらい入る大きな甕。漏れない容器として大ヒットした。(12世紀前葉)

 琵琶湖最北端の港「塩津港」はかつて京と北陸を結ぶ重要港として大変栄えたところでした。最近行われた発掘調査によりその実態が少しずつわかるようになってきました。その一つがオイルタンカーの就航です。  12世紀の初め頃、常滑 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №286 日本初のオイルタンカー琵琶湖に就航する-塩津港遺跡出土常滑焼大甕»

調査員オススメの逸品 第194回 甕の内外に線刻された「井」の記号-関津城出土備前焼大甕

 琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川は、南郷の洗堰を越えたあたりで川幅が狭くなり、西に曲がって山中を流れていきます。川幅が狭くなったあたりの左岸側には関津峠があり、古来旅人は大和(奈良)から山背国(山城国)を経て、この峠を越え […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第194回 甕の内外に線刻された「井」の記号-関津城出土備前焼大甕»