調査員オススメの逸品 第169回 最果てのハート形土偶 -小川原遺跡

写真1 ハート形土偶の顔

平成3年(1991年)のとある昼間、今はなき湖東集中棟(出先の整理調査用プレハブ)で甲良町小川原(こがわら)遺跡から出土した大量の縄文土器を洗浄している時、作業に従事している調査補助員さんから「気持ち悪い」という声が上が […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第169回 最果てのハート形土偶 -小川原遺跡»

新近江名所圖會 第210回-近江真綿(その1)

 埋文センターに入って間もない頃、梱包材用の綿を製綿所に注文する際に、化繊綿ではなく木綿の綿を、無知な私は「まわた」と表現したところ、「それ(真綿)は絹のわたのことだ」と製綿所のご主人に教えていただきました。昨今は、木綿 […]Continue reading «新近江名所圖會 第210回-近江真綿(その1)»

調査員オススメの逸品第168回 江州音頭―近江人の心に染みる逸品―

写真1『人倫訓蒙図彙』の山伏

 夏の暑さも厳しさを増すころ、よく耳にするのが江州音頭です。聞くとつい口ずさんでしまうのは、あちらこちらから流れてくるからでしょうか。それとも、小さいころから聞き親しんできた盆踊り唄であるからでしょうか。  さて、盆踊り […]Continue reading «調査員オススメの逸品第168回 江州音頭―近江人の心に染みる逸品―»

新近江名所圖絵第209回 現代の武士が活躍する城-高島市清水山城跡-

 今回は高島市新旭町熊野本・安井川にある清水山城についてご紹介したいと思います。  高島の地では、嘉禎元年(1235)に佐々木高信が田中郷の地頭となり、鎌倉~戦国時代末にかけてその一族である「高島七頭」が活躍しました。清 […]Continue reading «新近江名所圖絵第209回 現代の武士が活躍する城-高島市清水山城跡-»

調査員オススメの逸品 第167回  測量野帳―調査を記録し、記憶する緑のノート―

写真1 測量野帳(スケッチブック)

 私たちが日々の発掘調査現場で使っている手帳―それは「測量野帳」です。この手帳は,片手に収まるサイズ(巾約10㎝×高さ約17㎝)で,しっかりした芯のある緑色の厚紙表紙なので,机のない野外でもノートを手にもって書き込みがで […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第167回  測量野帳―調査を記録し、記憶する緑のノート―»

新近江名所圖会第208回 膳所六万石城下町の出入口

 慶長6年(1601年)に徳川家康のよって築城された膳所城については、新近江名所圖絵165号等でご紹介しました。今回は旧東海道に設けられた膳所城下町への出入口についてご紹介します(図1)。  大津市粟津町にある粟津中学校 […]Continue reading «新近江名所圖会第208回 膳所六万石城下町の出入口»

調査員オススメの逸品第166回 「糊」は「買う」のでなくて「作る」もの -文化財で使う糊-

 第148話で、古文書や文化財に貼る和紙のラベルには、墨と筆で文字を書くというお話をしました。長い年月を生きぬき、これからも伝えていかなければならない古文書に、後の保存に悪影響を与える「異物」を付けてはいけないからなので […]Continue reading «調査員オススメの逸品第166回 「糊」は「買う」のでなくて「作る」もの -文化財で使う糊-»

おうみ文化財通信 vol.25 2015 Autumn

25号1・4p

平成27年10月1日刊行  ・【調査速報】東近江市土位遺跡 「水害との闘いの証し-愛知川堤防と石積護岸遺構を検出」  ・【展示情報】滋賀県埋蔵文化財センターロビー展示「ずっと昔の琵琶湖のほとり」  ・【講座案内】平成27 […]Continue reading «おうみ文化財通信 vol.25 2015 Autumn»

滋賀県埋蔵文化財センターロビー展示「ずっと昔の琵琶湖のほとり」

ポスター

 琵琶湖は400万年の歴史を持つ世界でも有数の古代湖で、そのほとりでは2万年以上前から人間が暮らしていました。そういった人々と琵琶湖との関わりは、湖底遺跡・湖岸遺跡という形で現在にまで残されており、発掘調査によって多くの […]Continue reading «滋賀県埋蔵文化財センターロビー展示「ずっと昔の琵琶湖のほとり」»

新近江名所圖絵第207回 大津蔵屋敷の面影を訪ねて(その2)

 前回に引き続き、江戸時代の港湾都市大津を訪ねる旅を続けましょう。  京阪浜大津駅の南側を通る道を線路に沿って東に進むと、すぐにNTT西日本滋賀支店のビルが見えてきます。この支店の敷地がかつての彦根藩大津蔵屋敷跡です(写 […]Continue reading «新近江名所圖絵第207回 大津蔵屋敷の面影を訪ねて(その2)»