江戸時代に盛んに刊行された『名所図会』は、寺社・旧跡・地名・景勝地などの由来や来歴の解説と、景色を描いた挿絵からなる案内地誌です。
『新近江名所図会』は現代版『名所図会』をめざし、定番のスポットから知る人ぞ知る隠れたスポットを、おすすめPointを交えながら紹介していきます。
江戸時代さながら、滋賀の名所に足を運んでみては!

新近江名所圖会 第96回 近江八景-粟津晴嵐の地を訪ねる

大津市晴嵐・御殿浜・中庄・膳所 ◇旧東海道を歩く  前回(第58回)はJR石山駅から唐橋方面へ歩きましたので、今回は膳所方面へ向かって歩いてみようと思います。  JR石山駅の改札を出て、北に向かうのですが、その前にNEC […]Continue reading «新近江名所圖会 第96回 近江八景-粟津晴嵐の地を訪ねる»

新近江名所圖会 第95回 今年成人を迎えます-滋賀県立安土城考古博物館

近江八幡市安土町下豊浦  名所というには些か手前味噌で恐縮ですが、このあたりで、私が勤務する滋賀県立安土城考古博物館の紹介をいたしましょう。当館は、特別史跡安土城跡をはじめ、史跡観音寺城跡、同瓢箪山古墳、同大中の湖南遺跡 […]Continue reading «新近江名所圖会 第95回 今年成人を迎えます-滋賀県立安土城考古博物館»

新近江名所圖会 第94回 修験道の聖なる山-太郎坊宮(阿賀神社)

東近江市小脇町  近江鉄道太郎坊駅から北へ1kmほどいくと、標高350mの赤神山(あかがみやま)の中腹にあり、“太郎坊さん”の名で親しまれている阿賀神社があります。  この太郎坊さん、約1400年前、欽明天皇の時代、聖徳 […]Continue reading «新近江名所圖会 第94回 修験道の聖なる山-太郎坊宮(阿賀神社)»

新近江名所圖会 第93回 鈴鹿の山に歴史あり―百済寺南川遺跡―

東近江市百済寺町  滋賀県は真ん中に琵琶湖、周囲を山に囲まれた、カルデラ状の地形となっています。西の比良山脈、東の鈴鹿山脈は、いずれも1,000m級の山々が連なり、広大な近江盆地のまわりにそびえたつ巨大な壁のようにも見え […]Continue reading «新近江名所圖会 第93回 鈴鹿の山に歴史あり―百済寺南川遺跡―»

新近江名所圖会 第92回 見どころたくさん―彦根城

彦根市金亀町  今回紹介するのは、彦根市にある彦根城です。彦根城は関ヶ原の戦いの後、1603年から築城が始まり1622年に完成しました。改修工事が行われたこともありますが、天守閣が築城当時の形を今に伝えています。天守閣が […]Continue reading «新近江名所圖会 第92回 見どころたくさん―彦根城»

新近江名所圖会 第91回 春を告げる-高島市今津町のザゼンソウ群落

高島市今津町弘川  ちょっと暖かな日があってもまだまだ寒い日が続きますが、2月中旬から3月上旬はちょうどザゼンソウの花の時期です。一見、地味な色の花ですが、雪の中から顔を出すその姿は春の訪れを感じさせてくるものの一つです […]Continue reading «新近江名所圖会 第91回 春を告げる-高島市今津町のザゼンソウ群落»

新近江名所圖会 第90回 今なお謎多きびわ湖の貝塚-蛍谷貝塚その2

大津市蛍谷  今回は第89回(前回)ご紹介した蛍谷貝塚の続編です。もう少し詳しく、この貝塚をみてみましょう。  蛍谷貝塚は、伽藍山南側の谷口に位置する石山貝塚とともに、戦前からその所在は知られていました。『京都大学文学部 […]Continue reading «新近江名所圖会 第90回 今なお謎多きびわ湖の貝塚-蛍谷貝塚その2»

新近江名所圖会 第89回 歩道下に残された縄文時代の貝塚 ―蛍谷貝塚

大津市蛍谷  瀬田川の右岸、国道422号を下った瀬田の唐橋と石山寺の間の山側に車道より50㎝程高くなった歩道部分があります。なぜ、この部分だけ高くなっているのか、その理由をご存知でしょうか。実はこの周辺は、縄文時代の貝塚 […]Continue reading «新近江名所圖会 第89回 歩道下に残された縄文時代の貝塚 ―蛍谷貝塚»

新近江名所圖会 第88回 浅井三代の城-小谷城

長浜市湖北町伊部  小谷城は浅井三代の城として知られ、昨年の大河ドラマの主人公であった江の生まれた城です。佐々木六角氏の観音寺城や尼子氏の月山富田城などと共に、日本五大山城に数えられています。小谷城の縄張りは大変広大で、 […]Continue reading «新近江名所圖会 第88回 浅井三代の城-小谷城»

新近江名所圖会 第87回 比良山系と琵琶湖が織り成す風景 -比良の七重衣

高島市鵜川  古代官道のひとつ北陸道は、琵琶湖と比良の山々の裾野に挟まれた狭い扇状地を通っています。  京から穴太、和邇と経由してきた古代官道は、写真1に写る一番手前の北小松の埼にぶつかります。この地点は直接比良山系の山 […]Continue reading «新近江名所圖会 第87回 比良山系と琵琶湖が織り成す風景 -比良の七重衣»