江戸時代に盛んに刊行された『名所図会』は、寺社・旧跡・地名・景勝地などの由来や来歴の解説と、景色を描いた挿絵からなる案内地誌です。
『新近江名所図会』は現代版『名所図会』をめざし、定番のスポットから知る人ぞ知る隠れたスポットを、おすすめPointを交えながら紹介していきます。
江戸時代さながら、滋賀の名所に足を運んでみては!

新近江名所圖会 第342回 米相場を知りたければ山を見よ-近江八幡市岩戸山の旗振り場

写真1 岩戸山の旗振り場

 電話やインターネット、SNSといった情報伝達の手段が飛躍的に発達している現在ですが、かつては飛脚や早馬、あるいは狼煙といった方法で遠方までの情報伝達を行っていました。今回は滋賀県内に残る情報伝達の中継地点であった岩戸山 […]Continue reading «新近江名所圖会 第342回 米相場を知りたければ山を見よ-近江八幡市岩戸山の旗振り場»

新近江名所圖会 第341回 長浜平野を拓いた人物が眠る墓-長浜茶臼山古墳

写真3 茶臼山古墳

 長浜市と米原市旧山東町との境に連なる横山丘陵。そのもっとも北の部分は、龍が伏(臥)せたような姿に似ていることから「臥龍山」と、先端部は龍の鼻先を模して「龍ヶ鼻」と地元では呼ばれています。この場所は、すぐ近くを姉川が流れ […]Continue reading «新近江名所圖会 第341回 長浜平野を拓いた人物が眠る墓-長浜茶臼山古墳»

新近江名所圖会 第340回 俳句がとりむすぶ人々の墓地―竜ケ丘俳人墓地

写真3 俳人墓地

 竜ケ丘俳人墓地は、JR琵琶湖線膳所駅のホームから南側をみると、目の前に崖状の段差があり、その上には建物が建ち並んでいます。建物群の向こうには、東西に国道1号線が走っており、建ち並ぶ建物群の間に、通過する車が見えかくれし […]Continue reading «新近江名所圖会 第340回 俳句がとりむすぶ人々の墓地―竜ケ丘俳人墓地»

新近江名所圖会 第339回  信長が見た光景-近江八幡市安土城内摠見寺跡の三重塔と楼門

写真2 摠見寺跡 楼門

 天下人となった織田信長は、天正3年(1575)11月28日に家督と岐阜城、領国の尾張・美濃を嫡男の信忠に譲ると、翌年正月から近江琵琶湖畔の安土山に新たな城の普請をはじめます。そして、同7年に天主、同9年に御殿など主要な […]Continue reading «新近江名所圖会 第339回  信長が見た光景-近江八幡市安土城内摠見寺跡の三重塔と楼門»

新近江名所圖会 第338回  湖国の迎賓館と呼ばれた歴史あるホテルの建物-大津市「びわ湖大津館」 

正面玄関

 大津市域の琵琶湖西岸に位置する柳が崎は、かつては湖のレジャーを楽しむ水泳場などがあった場所として知られています。JR湖西線の大津京駅から北東側に1㎞ほどの距離にあたるこの場所には、平成10年(1998年)まで「琵琶湖ホ […]Continue reading «新近江名所圖会 第338回  湖国の迎賓館と呼ばれた歴史あるホテルの建物-大津市「びわ湖大津館」 »

新近江名所圖会 第337回 忘れ去られた道-芦浦街道を歩く【大津市編】

写真1 旧芦浦街道碑1

 その存在を知ったのは、2年前の令和元年(2019)の夏のことでした。小学校6年生だった娘の夏休みの地域学習の課題に、「地元の歴史を調べる」といったものがありました。その取材に付き合って、2人で大津市大萱集落を巡りました […]Continue reading «新近江名所圖会 第337回 忘れ去られた道-芦浦街道を歩く【大津市編】»

新近江名所圖会 第336回 兵どもの夢のあと-東近江市百済寺

写真2 苔生した石積みと石段

 東近江市に所在する百済寺は、愛荘町の金剛輪寺、甲良町の西明寺とならんで湖東三山とよばれ、紅葉の名所としても有名です。鎌倉時代には、「天台別院」と称され大寺院として一大勢力を誇っていました。しかし、室町時代には度重なる兵 […]Continue reading «新近江名所圖会 第336回 兵どもの夢のあと-東近江市百済寺»

新近江名所圖会 第335回 真野の入江と2つの神社-大津市神田神社

真野の入江の碑

 JR湖西線堅田駅から北へ、真野川を越えたところに東西に少し開けた場所があります。この地は現在真野と呼ばれているように、真野氏が居住していたと考えられます。真野氏は持統天皇4年(690年)に和邇部臣から分かれたとされ、和 […]Continue reading «新近江名所圖会 第335回 真野の入江と2つの神社-大津市神田神社»

新近江名所圖会 第334回 おうみの匠をたずねて-紺喜染織(湖南市下田)-

写真3 だんだん青くなってきました

 先日、湖南市下田(旧甲西町)の紺喜染織さんに藍染の体験に寄せてもらいました。 今やほとんど見かけなくなった「紺屋さん」は、そめものを生業にする職人の中でも特に藍染めに特化した職人です。昔は農家が木綿や麻を栽培し、各家で […]Continue reading «新近江名所圖会 第334回 おうみの匠をたずねて-紺喜染織(湖南市下田)-»

新近江名所圖会 第333回 じつは光秀だけじゃない?あの人ともつながりがあるお寺-大津市西教寺

写真3 客殿

 NHK大河ドラマ『麒麟が来る』の放送を機に明智光秀ゆかりの地をめぐる方々が増えているようです。今回はそうした光秀ゆかりの地の一つとして大津市の西教寺をご紹介します。  京阪石山坂本線の坂本比叡山口駅で下車し、西へ向かう […]Continue reading «新近江名所圖会 第333回 じつは光秀だけじゃない?あの人ともつながりがあるお寺-大津市西教寺»

1 / 3512345...102030...最後 »