『調査員のおすすめの逸品』は、芸歴○○年を誇る調査員がこれをぜひ皆様に知ってもらいたいという豪華な一品?を取り上げ、それにまつわるエピソードをまじえながら紹介をしていきます。毎月2回、隔週の掲載を予定しています。

調査員オススメの逸品 第226回 ないものは自分で作れ!-自作スチーマーの話 後編-

スチーマーmkⅡ

 職場の倉庫や自宅に転がってるもので作ったスチーマーのプロトタイプ開発から5か月後、スチーマー量産の経費が出してもらえることになりました。その前に、市販のスチーマーが使えるなら使った方がいいんじゃないの?って話もあったの […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第226回 ないものは自分で作れ!-自作スチーマーの話 後編-»

調査員オススメの逸品 第225回 朽木盆-その独特の形と文様-

朽木盆DSCN2013

 朽木は滋賀県の北西部に位置し、現在は高島市に属しています。安曇川の上・中流域を占め、若狭国小浜と京都をつなぐ道(通称:鯖街道、現国道367号)の街道筋として栄えました。鎌倉時代から江戸時代にかけて当地を支配していたのが […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第225回 朽木盆-その独特の形と文様-»

調査員オススメの逸品 第224回 薬壜(くすりびん)の数奇な運命

写真1 出土した薬壜

 蛭子田遺跡からの出土品は、私をはじめ調査に携わった調査員達が、これまでに幾度となくこのコーナーで紹介してきました。木製壺鐙・曲物・伐採木・丸木舟もどきなど、どちらかというと古墳時代の木製品を中心に語ってきました。このこ […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第224回 薬壜(くすりびん)の数奇な運命»

調査員オススメの逸品 第223回 6500年前の縄文時代の調理場の再現模型

赤野井湾集石土坑SK6

 守山市の赤野井湾遺跡は縄文時代から中世にかけての複合遺跡です。琵琶湖総合開発にともなう発掘調査等で、様々な調査成果が得られています。中でも、湖岸から600m沖合の浚渫A調査区からは、縄文時代早期末(約6500年前)の人 […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第223回 6500年前の縄文時代の調理場の再現模型»

調査員オススメの逸品 第222回 ないものは自分で作れ!―自作スチーマーの話 前編―

スチーマープロトタイプ

 みなさんこんにちは。私たちの仕事は、外で汗流して泥だらけになりながら発掘調査するだけではありません。発掘調査で出土した土器や木器を整理して、発掘調査報告書にまとめ、刊行する仕事があります。報告書の刊行をもって発掘調査は […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第222回 ないものは自分で作れ!―自作スチーマーの話 前編―»

調査員オススメの逸品 第221回 江戸時代の水道職人 ‐大津廃寺跡の上水道施設‐

写真3

 平成29年5~7月にかけて滋賀県庁前にある大津廃寺跡の発掘調査を担当しました(写真1)。現在は出土した遺物や記録した図面・写真などとともに、安土城考古博物館内にある整理室に移って整理調査を行っています。  大津廃寺跡は […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第221回 江戸時代の水道職人 ‐大津廃寺跡の上水道施設‐»

調査員オススメの逸品 第220回 どっちが表?―滋賀里遺跡出土の将棋駒―

王将(表)切り取り

 琵琶湖の西側を南北に走っている湖西線は、昭和49年(1974年)に開通しました。湖西線を作るときに行われた発掘調査で、興味のあるものが見つかっています。それは将棋の駒です。発掘調査が行われたのは昭和46年(1971年) […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第220回 どっちが表?―滋賀里遺跡出土の将棋駒―»

調査員オススメの逸品 第219回 石で作られた剣の謎

写真1 弥生時代の石剣(出土地不明) - コピー

 現在滋賀県立安土城考古博物館では、10月21日(土)から開催する、開館25周年記念 平成29年秋季特別展「青銅の鐸と武器-近江の弥生時代とその周辺-」の準備が佳境に入っています。今回は、展示資料の中から、是非じっくりと […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第219回 石で作られた剣の謎»

調査員オススメの逸品 第218回 「中世のテーブルウェアー-近江出土の瓦器椀」

写真3 貴生川遺跡出土土器

 近江において(ここでは滋賀県と呼ばず旧国名の近江とします)、中世の日常雑器、特に供膳具として土師器、黒色土器、山茶椀、瓦器があります。遺跡からの出土分布をみてみると、土師器は全域でみられるものですが、それ以外は出土地域 […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第218回 「中世のテーブルウェアー-近江出土の瓦器椀」»

調査員オススメの逸品 第217回 天文の理に精通せよ!―発掘調査のみちしるべ“気象レーダー”―

雨雲接近中!(気象庁HPより)

 わたしたちが発掘調査を行う際に、日々最も気を使っているのが、発掘調査現場の天候でしょう。荒天の際には、危険が伴うこともあるために、現場での作業は中止せざるを得ません。そのため、毎朝さまざまなメディアの天気予報をチェック […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第217回 天文の理に精通せよ!―発掘調査のみちしるべ“気象レーダー”―»