『調査員のおすすめの逸品』は、芸歴○○年を誇る調査員がこれをぜひ皆様に知ってもらいたいという豪華な一品?を取り上げ、それにまつわるエピソードをまじえながら紹介をしていきます。毎月2回、隔週の掲載を予定しています。

調査員オススメの逸品第171回 木でつくられたハニワ-彦根市塚乞手古墳-

写真3 鳥形の木製埴輪

 遺跡から出土する遺物のなかで、最も知られたもののひとつに埴輪があります。どのようなものかわざわざ説明をするほどもないほど、みなさんがそのもの自体をイメージできることと思います。あえて簡単に説明をさせていただければ、古墳 […]Continue reading «調査員オススメの逸品第171回 木でつくられたハニワ-彦根市塚乞手古墳-»

調査員オススメの逸品第170回 古代の人々が使った祭祀の道具②-馬形代

 形代(かたしろ)は、まつりのときに神の依代として使われるものです。高島市にある上御殿遺跡では、奈良時代から平安時代にかけて使用された木製の形代が数多く出土しています。このうち、人形代(ひとかたしろ)については以前(第1 […]Continue reading «調査員オススメの逸品第170回 古代の人々が使った祭祀の道具②-馬形代»

調査員オススメの逸品 第169回 最果てのハート形土偶 -小川原遺跡

写真1 ハート形土偶の顔

平成3年(1991年)のとある昼間、今はなき湖東集中棟(出先の整理調査用プレハブ)で甲良町小川原(こがわら)遺跡から出土した大量の縄文土器を洗浄している時、作業に従事している調査補助員さんから「気持ち悪い」という声が上が […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第169回 最果てのハート形土偶 -小川原遺跡»

調査員オススメの逸品第168回 江州音頭―近江人の心に染みる逸品―

写真1『人倫訓蒙図彙』の山伏

 夏の暑さも厳しさを増すころ、よく耳にするのが江州音頭です。聞くとつい口ずさんでしまうのは、あちらこちらから流れてくるからでしょうか。それとも、小さいころから聞き親しんできた盆踊り唄であるからでしょうか。  さて、盆踊り […]Continue reading «調査員オススメの逸品第168回 江州音頭―近江人の心に染みる逸品―»

調査員オススメの逸品 第167回  測量野帳―調査を記録し、記憶する緑のノート―

写真1 測量野帳(スケッチブック)

 私たちが日々の発掘調査現場で使っている手帳―それは「測量野帳」です。この手帳は,片手に収まるサイズ(巾約10㎝×高さ約17㎝)で,しっかりした芯のある緑色の厚紙表紙なので,机のない野外でもノートを手にもって書き込みがで […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第167回  測量野帳―調査を記録し、記憶する緑のノート―»

調査員オススメの逸品第166回 「糊」は「買う」のでなくて「作る」もの -文化財で使う糊-

 第148話で、古文書や文化財に貼る和紙のラベルには、墨と筆で文字を書くというお話をしました。長い年月を生きぬき、これからも伝えていかなければならない古文書に、後の保存に悪影響を与える「異物」を付けてはいけないからなので […]Continue reading «調査員オススメの逸品第166回 「糊」は「買う」のでなくて「作る」もの -文化財で使う糊-»

調査員オススメの逸品第165回粉もんの立役者「石臼」

 「粉もん」は、私たちの日常の食生活にとって欠かせません。洋食ではパン・パスタ、和食では蕎麦・うどん・素麺が代表格ですし、話題のB級グルメでは、お好み焼き・タコヤキ・ヤキソバ・ラーメンがあります。もし粉がなくなると、これ […]Continue reading «調査員オススメの逸品第165回粉もんの立役者「石臼」»

調査員オススメの逸品第164回 塩津神社の石燈籠

 琵琶湖の一番北の集落、塩津は北陸から都(京都)に送る物資を琵琶湖の水運に乗せるための「港まち」として栄えていました。その繁栄ぶりは、近年の発掘調査によって次々と明らかになり、注目されているところです。  平安時代の法令 […]Continue reading «調査員オススメの逸品第164回 塩津神社の石燈籠»

調査員オススメの逸品第163回 埋蔵文化財センターの展示ケース―正しい「鍵穴」?

 昨年度に引き続き、今年も「レトロ•レトロの展覧会」を担当することになりました。この展覧会は、昨年度に実施した発掘調査の成果をいち早くお知らせする調査成果速報展で、これを見れば、私どもの協会が昨年に実施した調査のなかから […]Continue reading «調査員オススメの逸品第163回 埋蔵文化財センターの展示ケース―正しい「鍵穴」?»

調査員オススメの逸品 第162回 描かれた神威―琵琶湖文化館蔵「山法師強訴図」

 最近、このコーナーでも紹介のあった保延3年(1137)の年記をもつ日本最古の起請文、長浜市塩津港遺跡出土の52号木簡には、誓約する神の名が天部の神から日本の八百万の神まで列記されているとの説明があったと思います(第15 […]Continue reading «調査員オススメの逸品 第162回 描かれた神威―琵琶湖文化館蔵「山法師強訴図」»

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