調査員のおすすめの逸品 №271 何に使ったの?-彦根市六反田遺跡出土三彩小壺

六反田遺跡出土
    三彩小壺蓋

 三彩と言えば、有名なものはやはり「唐三彩」でしょうか。黄色・緑色・白色・茶色・赤色から3色を組み合わせて釉薬として使い、水瓶や盤、人物、動物などの意匠がみられます。私のイメージでは、唐三彩と言えばラクダでしょうか。   […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №271 何に使ったの?-彦根市六反田遺跡出土三彩小壺»

新近江名所圖会 第305回 膳所城の痕跡を辿る―近津尾神社に残る水門―

膳所城の水門と伝えられる近津尾神社の表門

  膳所城に関わる数少ない発掘調査の内、当協会が平成24年に実施した近江大橋道路の西詰交差点の改良工事に伴う発掘調査の成果は、新近江名所圖会第165回でご紹介しています。  この調査では、膳所城「北の丸」の北辺の石垣の裏 […]Continue reading «新近江名所圖会 第305回 膳所城の痕跡を辿る―近津尾神社に残る水門―»

新近江名所圖会 第304回 源満仲所縁の伝説が残る地 大津市 御所の山 

写真2 御所の山頌徳碑 御所の山の歴史を物語る碑。裏面は仰木との関係が記される。昭和52年建立

 大津市、比叡山の麓。奥比叡ドライブウェイへ向かう途中、仰木の町に「御所の山」と呼ばれる場所があります。大津市無形民俗文化財である「仰木太鼓」の練習が行われる太鼓会館が建つこの地には、清和源氏発展の基礎を作った平安時代中 […]Continue reading «新近江名所圖会 第304回 源満仲所縁の伝説が残る地 大津市 御所の山 »

新近江名所圖会 第303回 地元の歴史にふれる場所~菩提寺まちづくりセンター

写真1:菩提寺まちづくりセンター

   私が滋賀県立安土城考古博物館で学芸員として勤務していた時、湖南市のまちづくり協議会の方々が、湖南市の竜王山古墳群出土資料の見学を希望してこられたことがありました。お話を伺ってみると、地元に新しく地域交流の場としてコ […]Continue reading «新近江名所圖会 第303回 地元の歴史にふれる場所~菩提寺まちづくりセンター»

調査員のおすすめの逸品 №270 縄文人の落とし物を1万年後の縄文人がリサイクルした

写真1:下羽田遺跡出土削器

  東近江市の下羽田遺跡を発掘していたある日、良質な青色をしたチャート製の石器(写真1)が出土しました。その石器は細長く、左右両方が折れていました(折られていたのかもしれません) 。刃および背に丁寧な加工が施されており、 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №270 縄文人の落とし物を1万年後の縄文人がリサイクルした»

新近江名所圖会 第302回 桟瓦発祥の地-万徳院と西村半兵衛-

写真3:桟瓦

  西国十四番札所園城寺(三井寺)は天台寺門宗の総本山で、弘文天皇の皇子の大友与多王が父の霊を弔うため創建しました。天武天皇によって「園城」の勅額を賜り、「長等山園城寺」と称しました。のち、智証大師円珍和尚(814~89 […]Continue reading «新近江名所圖会 第302回 桟瓦発祥の地-万徳院と西村半兵衛-»

調査員のおすすめの逸品 №269 堅く焼け締まった縄文土器 ―どうやって焼いたのか?―

写真1:堅く焼け締まった入海式土器片

 縄文時代の土器は、「野焼き」という、たき火のような、キャンプファイヤーのような、そんな炎の中で焼かれた、というイメージをお持ちの方は多いと思います。歴史の授業でも、そのように習ったかも知れませんし、実際にそれ以外の「土 […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №269 堅く焼け締まった縄文土器 ―どうやって焼いたのか?―»

新近江名所圖会 第301回 江戸時代の旅行者の足跡をたどる―鳥居本宿―

写真1:有川家住宅

 江戸時代に整備された五街道のうち、江戸・日本橋と京・三条大橋を結んだ東海道と中山道は特に主要な街道として知られています。東海道については、「東海道五十三次」の呼称の通り、江戸から京都までの間に53の宿場があったことをご […]Continue reading «新近江名所圖会 第301回 江戸時代の旅行者の足跡をたどる―鳥居本宿―»

調査員のおすすめの逸品 №268  古代の食器に何か飾りが!?

写真1:うずまき状に書かれた暗文

 この記事をご覧の方々、もしお手元にお茶碗もしくは何かしらの器をお持ちであれば、その器の外面・内面を今一度眺めてください。ご覧になっている器には、きっと何かしらの模様が書かれていることでしょう。陶器、磁器、プラスチック… […]Continue reading «調査員のおすすめの逸品 №268  古代の食器に何か飾りが!?»

新近江名所圖会 第300回 近江八幡市の身近な歴史体感スポット―八幡公園と桐原新橋の豊臣秀次像

写真1:八幡公園の秀次像

 近江八幡の歴史を考えるうえで、欠くことのできない人物の一人に豊臣秀次(1568~1595)がいます。豊臣秀次は、永禄11年(1568)に豊臣秀吉の姉・ともと木下弥助(のちの三好吉房)との間に生まれました。天下人、秀吉の […]Continue reading «新近江名所圖会 第300回 近江八幡市の身近な歴史体感スポット―八幡公園と桐原新橋の豊臣秀次像»

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