調査員のオススメの逸品 第250回 卓越した職人技―4500年前の縄文時代の補修技術

写真2 紐の残る補修孔のある土器片

めっきり寒くなり鍋物が恋しいシーズンがやってきました。鍋物といえば土鍋がよく活躍します。金属性の鍋に比べ、加温の際、ゆっくり温度が上昇するので、食材のうまみが上手に引きだされ、芯までよく火が通るのに煮崩れしにくいという特 […]Continue reading «調査員のオススメの逸品 第250回 卓越した職人技―4500年前の縄文時代の補修技術»

新近江名所圖會 第286回 蜂屋集落の心のより所2―石造阿弥陀如来像―(栗東市蜂屋)

写真1 蜂屋集落の石造阿弥陀如来像

当協会の主な仕事は、遺跡の発掘調査です。発掘調査では、建物跡や溝跡などの地面に残された過去の人々の活動の痕跡:遺構から、土器や石製品などの遺物が見つかります。これらの遺物を、これまでに行われた様々な発掘調査やそれらを基に […]Continue reading «新近江名所圖會 第286回 蜂屋集落の心のより所2―石造阿弥陀如来像―(栗東市蜂屋)»

調査員のオススメの逸品 第249回 自分の出身地が古代の木簡に!?―竜王町ブタイ遺跡の出土木簡―

不良品須恵器がたくさん出土した大溝

ブタイ遺跡は蒲生郡竜王町大字山面字ブタイにある遺跡です。西方にある鏡山は、6世紀頃から須恵器を焼いていた窯跡群があり、鏡山古窯址群と呼ばれる県下最大の須恵器生産地跡といわれています。ブタイ遺跡は平成14年度から2度にわた […]Continue reading «調査員のオススメの逸品 第249回 自分の出身地が古代の木簡に!?―竜王町ブタイ遺跡の出土木簡―»

調査員のオススメの逸品 第248回 栗東市蜂屋遺跡から出土した忍冬文単弁蓮華文軒丸瓦

蜂屋遺跡 忍冬文瓦の笵傷

平成30年度の栗東市蜂屋遺跡の発掘調査において古代寺院跡がみつかりました。報道に大きく取り上げられ、11月3日の現地説明会には大勢の見学者があり、たんぼ道がまるで繁華街のように混雑するありさまでした。なぜこれほどの注目を […]Continue reading «調査員のオススメの逸品 第248回 栗東市蜂屋遺跡から出土した忍冬文単弁蓮華文軒丸瓦»

新近江名所圖会 第285回 明智左馬之助湖水渡り伝承の地・大津市打出浜

写真1 明智左馬之助湖水渡りの碑

大津の湖上に浮かぶ滋賀県立琵琶湖文化館(大津市打出浜地先)の前には、「明智左馬之助湖水渡ところ」と刻まれた石碑があります(写真1)。 明智左馬之助こと明智秀満は、織田信長の重臣・明智光秀の娘婿とされる戦国武将です。明智光 […]Continue reading «新近江名所圖会 第285回 明智左馬之助湖水渡り伝承の地・大津市打出浜»

調査員のオススメの逸品 第247回 ふだん使いの茶碗-大津市上田上牧遺跡の信楽焼丸碗

無文の信楽焼丸碗

上信楽山地を上流とする、大戸川の下流20㎞の左岸側の低地に、大津市上田上牧遺跡があります。遺跡の西側の高所には、従来、農業を生業としていた現在の牧町の集落があり、八幡神社に奉納されている宝永4年(1707)の木札には、「 […]Continue reading «調査員のオススメの逸品 第247回 ふだん使いの茶碗-大津市上田上牧遺跡の信楽焼丸碗»

新近江名所圖會 第284回 「彦根」の語源?ー近江八幡市・活津彦根神社(いくつひこねじんじゃ)

活津彦根神社の入り口

織田信長の安土城で有名な近江八幡市安土町には、古い歴史を持つ社寺がいくつかあります。このうち神社では、『延喜式』に記載のある沙沙貴神社が有名ですが、もう一つ注目していただきたい神社があります。それが活津彦根神社です。 活 […]Continue reading «新近江名所圖會 第284回 「彦根」の語源?ー近江八幡市・活津彦根神社(いくつひこねじんじゃ)»

調査員のオススメの逸品 第246回 東日本からの使者?大津市滋賀里遺跡出土遮光器土偶

滋賀里遺跡出土遮光器土偶

今回の調査員のオススメの逸品では、縄文時代の土偶を紹介したいと思います。土偶は調査員のオススメの逸品のなかでもすでに守山市赤野井浜遺跡出土の屈折土偶や、甲良町小川原遺跡出土のハート形土偶が紹介されています。今回は最も有名 […]Continue reading «調査員のオススメの逸品 第246回 東日本からの使者?大津市滋賀里遺跡出土遮光器土偶»

新近江名所圖繪會 第283回 豊臣秀吉に攻められた甲賀衆の居館―佐治城跡―

写1 佐治城跡案内板

滋賀県内には中~近世城館が1300あるといわれています。城と言えば彦根城や安土城のような石垣をもち、瓦葺の立派な天守閣がそびえるものを想像する方も多いでしょう。しかし、元々は在地の土豪・地侍が築いた居館や、土を盛ったり、 […]Continue reading «新近江名所圖繪會 第283回 豊臣秀吉に攻められた甲賀衆の居館―佐治城跡―»

調査員のオススメの逸品 第245回 これも土馬、ちょっと不細工ですけど・・・-六反田遺跡出土土馬-

写真2 六反田遺跡出土土馬

六反田遺跡は彦根市と米原市の境に位置します。奈良時代から平安時代の集落遺跡です。しかし、この遺跡は通常の集落遺跡ではなく、公の機関(役所)に準ずる施設が置かれていたと推定されています。当然、そのように推定されているには理 […]Continue reading «調査員のオススメの逸品 第245回 これも土馬、ちょっと不細工ですけど・・・-六反田遺跡出土土馬-»

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