
矢倉道標
姥が餅の起源については諸説あります。よく知られているのが、街道沿いの宿場の様子や名物・名産を紹介した『伊勢参宮名所図会』(いせさんぐうめいしょずえ)(寛政9年・1797年)に記されている由来です。ここでは、「近江源氏佐々木義賢(よしたか)の末裔が寛永年間(1624~1643年)に滅ばされた時、三歳になる遺児を守り育てるために餅を作って売った。」と記されています。
おすすめPoint

現在のうばがもち
戦後に復活した「うばがもちや本店」は、国道1号線沿いにあります。ここで販売している「うばがもち」は、求肥を漉し餡で包み、てっぺんに白い練りきりを添えた愛らしい姿をしています。小ぶりで、甘さは控えめに作られています。
周辺のおすすめ情報

追分道標
(中山道との分岐点にあります。)

再現された「草津川の渡し場」

「草津川の渡し」近くにある陶板
※『木曾街道六十九次』の写し
アクセス
◎旧姥が餅屋と矢倉道標
・JR琵琶湖線「草津駅」からバス「草津三丁目」下車 徒歩10分
・栗東ICから国道1号線経由6㎞、瀬田西ICから京滋バイパス経由7㎞
◎うばがもち屋 本店
・JR草津駅より 徒歩15分
・栗東ICから国道1号線沿い 5分
◎旧草津川渡し場(追分道標のある地点)
・JR琵琶湖線「草津駅」下車 徒歩12分
・栗東ICから国道1号線経由5㎞
(田中咲子)