今回の発掘調査は、昨年度より継続して浄化池工事計画に伴う調査として実施しています。発掘調査は現在も継続中ですが、今年度調査対象地(面積4,540㎡)で縄文時代晩期から鎌倉時代以降の遺構や遺物が見つかりました。古墳時代から鎌倉時代以降の遺構には、耕作関係の素掘り溝群や調査区の南端付近で掘立柱建物の一部が確認されていますが、主に縄文時代晩期末(約2,400年前)の集落跡が中心となります。縄文時代晩期末の集落は、竪穴住居や掘立柱建物などの居住域に隣接して土器棺墓や土坑墓などの墓が配置されています。集落の規模や居住域と墓の関係を知ることができると共に、竪穴住居と掘立柱建物で構成される居住域の発見は、近畿地方で初めてです。
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